さくら銀行[株](読み)さくらぎんこう

百科事典マイペディア 「さくら銀行[株]」の意味・わかりやすい解説

さくら銀行[株]【さくらぎんこう】

三井系の旧中核都市銀行。1990年三井銀行太陽神戸銀行合併し,太陽神戸三井銀行として発足。1992年さくら銀行に改称。個人取引で国内最大の顧客数を誇った。1990年代に入りバブル崩壊不良資産が増大し,リストラを進めた。1999年2月コンビニ大手エーエム・ピーエム・ジャパンの店内にATM設置を開始。銀行と流通業界の本格的提携として注目された。1999年3月政府による公的資金8000億円を導入。2001年4月,住友銀行と合併,三井住友銀行となる。
→関連項目神戸銀行[株]さくらフレンド証券[株]太平洋銀行[株]太陽銀行[株]東洋信託銀行[株]山種証券[株]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android