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さなぎ(蛹) さなぎ pupa

翻訳|pupa

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世界大百科事典 第2版の解説

さなぎ【さなぎ(蛹) pupa】

昆虫の個体発生において幼虫と成虫のあいだにくる一時期をさし,蛹(よう)期のある昆虫を完全変態昆虫という。古くからさなぎは変態過程の中間にくる不動期としてとらえられてきた。アリストテレスは昆虫の変態を幼虫→さなぎ(=卵期)→有翅(ゆうし)の成虫というみかたをした。また,《日本書紀》の仁徳天皇紀に匍(は)う虫→殻→飛ぶ鳥となる虫とあり,さなぎの位置づけは東西で共通している。 さなぎの体表はすべて硬いクチクラでおおわれ,個体はほぼ静止状態にあり,成虫とほぼ同一の構造をとるが,内部構造・外部構造ともまだ機能的ではない。

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世界大百科事典内のさなぎ(蛹)の言及

【副蚕糸】より

…繭を繰糸する際,生糸にならないものの総称。きびそ,ようしん,びす,揚り繭などをいうが,選除繭やさなぎなどを含める場合もある。(1)きびそ(生皮苧) 繭の糸口を見つけるため,索緒(さくちよ)ぼうきなどで索緒し,すぐり取った緒糸を集めて乾燥したもの。…

※「さなぎ(蛹)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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