さわたる

精選版 日本国語大辞典 「さわたる」の意味・読み・例文・類語

さ‐わた・る

〘自ラ四〙 (「さ」は接頭語) こあたりに当たってみる。試みにやってみる。
狂言記粟田口(1660)「田舎者と見えてなにやらどんどと申す程に、さわたって、見ませうず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「さわたる」の意味・読み・例文・類語

さ‐わた・る

[動ラ四]ちょっと当たってみる。試みに交渉する。
何者にも―・り、仕合はせを直さうと存ずる」〈狂言記・仏師

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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