さわたる(読み)サワタル

デジタル大辞泉 「さわたる」の意味・読み・例文・類語

さ‐わた・る

[動ラ四]ちょっと当たってみる。試みに交渉する。
何者にも―・り、仕合はせを直さうと存ずる」〈狂言記仏師

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「さわたる」の意味・読み・例文・類語

さ‐わた・る

〘自ラ四〙 (「さ」は接頭語) こあたりに当たってみる。試みにやってみる。
※狂言記・粟田口(1660)「田舎者と見えてなにやらどんどと申す程に、さわたって、見ませうず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android