ざらめく(読み)ザラメク

デジタル大辞泉 「ざらめく」の意味・読み・例文・類語

ざら‐め・く

[動カ五(四)]手触りが粗く感じられる。ざらつく。ざらざらする。「―・いた感触」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ざらめく」の意味・読み・例文・類語

ざら‐め・く

〘自カ四〙 (「めく」は接尾語)
① ざらざらと音がする。
② 手ざわりや見た目があらく感じられる。ざらざらとする。ざらつく。
読本近世説美少年録(1829‐32)一「さらさらと、大くざらめく物ありて」
③ ざわざわと音がたつ。〔和玉篇(15C後)〕
評判記・美夜古物語(1656頃)「わかき女の、すぐ成あみがさきて、ざらめきありくに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android