しつっこい

精選版 日本国語大辞典

しつっこ・い

〘形口〙 (「しつこい」の変化した語)

① ＝しつこい①

※雑俳・柳多留‐一七（1782）「しつっこい景図を引ていやがられ」

※或る女（1919）〈有島武郎〉後「そんなしつっこいけばけばしい柄の衣物は」

② ＝しつこい②

※雑俳・口よせ草（1736）「しつっこい事しつっこい事 来おってはそそなかしをるおとこねこ」

※雪国（1935‐47）〈川端康成〉「島村はしつっこい風邪心地でつまってゐた鼻が」

しつっこ‐さ

〘名〙

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

しつっこ・い

［形］「しつこい」の音変化。「―・くつきまとう」
[派生]しつっこさ［名］

出典　小学館