しみ舌怠(読み)しみしたたるい

精選版 日本国語大辞典 「しみ舌怠」の意味・読み・例文・類語

しみ‐したたる・い【しみ舌怠】

〘形口〙 しみしたたる・し 〘形ク〙 (「しみ」は接頭語) 態度などが、ねちねちとしてしつこい。濃厚でいやらしいさまである。
浄瑠璃・以呂波物語(1684頃)二「なもいやらしき熊丸が、しみしたたるきよこれんぼ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android