しゃぼん玉売(読み)しゃぼんだまうり

世界大百科事典(旧版)内のしゃぼん玉売の言及

【玉屋】より

…玉に縁のある四変化物として作られたうちの一。玉屋とは当時流行した〈しゃぼん玉売〉のこと。夏になると日傘をさし,しゃぼん玉を吹きながら子ども相手に〈玉屋,たまや〉と触れながら売り歩いた風俗を舞踊化した,軽妙洒脱な曲。…

【呼売】より

…高声で呼ばわりながら商品を売り歩くこと。
[ヨーロッパ]
 ヨーロッパの主要都市では,中世から路上で独特の売声を響かせて,少量の品物を肩から掛け,あるいは小さな荷車にのせて売り歩く細民が,庶民の生活に欠かせない存在になっていた。しだいにその姿が路上から消え始めるのは19世紀後半になってである。 庶民の日常生活に必要なあらゆるものが売られたが,とくに野菜,果物,魚,バター,チーズなどの食料品に酢や香辛料,次いで日用雑貨の商売が盛んであった。…

※「しゃぼん玉売」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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