じまう(読み)ジマウ

デジタル大辞泉 「じまう」の意味・読み・例文・類語

じま・う〔ぢまふ〕

[連語]接続助詞「て」が撥音便形またはガ行イ音便形に付いて「で」になったものに、補助動詞しま(仕舞)う」が付いたものの音変化》…(し)てしまう。「死ん―・う」「残りの酒をつい―・う」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「じまう」の意味・読み・例文・類語

じま・う ぢまふ

連語〙 (接続助詞「て」が撥音について「で」となったものに、「しまう」がついて変化したもの) でしまう。じゃう。「死んじまう」「並んじまう」
草枕(1906)〈夏目漱石〉五「其晩こっそり姿を隠して死んぢまって」

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