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すし(鮓∥鮨) すし

世界大百科事典 第2版の解説

すし【すし(鮓∥鮨)】

魚貝などを米飯といっしょに漬けこみ,乳酸発酵させた貯蔵食品。または,酢で味をつけた飯に魚貝,野菜などを配した料理。前者はすしの原形とされるもので馴(な)れずし(熟(な)れずし)と呼び,現在の日本で代表的なのは〈近江(おうみ)のフナずし〉であろうが,東南アジアから中国の一部にかけてかなり広く行われているものである。後者は握りずしに代表されるもので,日本独特の米飯料理である。すしは,,鮨,寿司,寿志,寿しなどと書かれるが,鮓と鮨のほかはすべて江戸中期以後に使われるようになった当て字であり,また,〈すもじ〉〈おすもじ〉というのは室町時代から使われた女房ことばである。

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世界大百科事典内のすし(鮓∥鮨)の言及

【漬物】より

…乾物とともに最も基本的な食品加工法を用いたもので,材料の風味の良化とともに,多収穫時の防腐貯蔵,凶作時などに対する備蓄を要因として発達してきた。すしも本来は魚や鳥獣肉の漬物であり,塩辛も漬物の一種であるといえる。
[原理と栄養]
 漬物の種類や材料は多種多様であるが,原理的に共通しているのは,材料の細胞機能の生活力を食塩などの浸透圧によって脱水して失わせ,漬液に含まれる食塩,糖,有機酸などの成分を細胞中に浸入させることである。…

※「すし(鮓∥鮨)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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