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そろばん(算盤) そろばん

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世界大百科事典 第2版の解説

そろばん【そろばん(算盤)】

珠を使って加減乗除,開平開立などの計算を行う器具をいう(図)。天元術で用いる算木を置く板や紙なども同じ〈算盤〉の漢字で表すが,これは〈さんばん〉と読む(中国の算盤については後出)。珠を使って数を表したり計算をする方法は西洋でも古くからあり,アバクスabacusと呼ばれている。古代ギリシアでは石を並べて計算する方法があり,エーゲ海サラミス島で発見された大理石の盤は,長さ1.49m,幅0.75m,厚さ4.5~7.5cmで,表に6本と11本の平行線が刻まれており,今から2000年以上前のものと推定されている。

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世界大百科事典内のそろばん(算盤)の言及

【算法統宗】より

…巻三~六および巻八~十二の9巻は古算書《九章算術》の篇目に従って問題を配列し,巻十三~十六の〈難題〉は詩歌の形式で問題を書いている。明代に流行した庶民数学の代表作であるが,とくに巻二は〈そろばん〉による計算法を詳説している。数学に関心を持つ人々はこれを虎の巻として大切にしたといわれ,明・清時代にかけベストセラーとして流行し,たびたび版を重ねるとともに,多くの異版が出版された。…

【読み書きそろばん(読み書き算盤)】より

…とくに近世末期以降,初等教育における基本的な教育内容とされ,また初等教育で獲得させる基礎的な能力・学力をいう。読み書き算ともいうが,日本では幕末から明治にかけ,計算は主としてそろばんで行ったので,これを〈読み書きそろばん〉といってきた。英語では,これに〈スリーアールズ〉(読み・書き・算を表すreading,writing,arithmeticの3語にRがあるので,3R’sという)の語をあてる。…

※「そろばん(算盤)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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