ためらい傷(読み)ためらいきず

精選版 日本国語大辞典 「ためらい傷」の意味・読み・例文・類語

ためらい‐きず ためらひ‥【ためらい傷】

〘名〙 刃物などで自殺しようとしたとき、致命傷となる傷のほかについた傷。
※鑑識捜査(1958)〈遠藤徳貞〉五「自殺の時の傷は〈略〉致命傷に平行して何本かの傷、いわゆるためらい傷のあるのが特徴である」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android