つがなし

精選版 日本国語大辞典 「つがなし」の意味・読み・例文・類語

つが‐な・し

〘形ク〙 これといったわけもない。たわいない。つがもない。
浄瑠璃・山崎与次兵衛寿の門松(1718)上「恥も哀も打あけて、つがなくこぼす正月の涙も、顔ににくからず」

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デジタル大辞泉 「つがなし」の意味・読み・例文・類語

つが‐な・し

[形ク]これというわけもない。たわいない。つがもない。
「恥も哀れもうち明けて、―・くこぼす正月の、涙も顔に憎からず」〈浄・寿の門松

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