つるっと

精選版 日本国語大辞典 「つるっと」の意味・読み・例文・類語

つるっ‐と

〘副〙
全体凹凸がなく、なめらかなさまを表わす語。
異郷(1973)〈加賀乙彦〉「コケシのように顔の無いつるっとした前を見せていた」
② なめらかにすべるさま、また、なめらかなかたまりなどが、一度に入ったり、ぬけ出たりするさまを表わす語。つるりと。
※象のいないサーカス(1968)〈井上光晴〉「うすい貝の蓋を針の先でひっかけると、つるっと身がでてくる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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