精選版 日本国語大辞典 「でんぐり返」の意味・読み・例文・類語
でんぐり‐がえ・る ‥がへる【でんぐり返】
〘自ラ五(四)〙 (「でんぐりかえる」とも)
※滑稽本・七偏人(1857‐63)初「はこび上たる膳の所へ顛倒(デングリ)かへると」
② 事態についてゆけないぐらいがらりと変わる。
※浄瑠璃・七小町(1727)五「でんぐり返る性根と知らず、心赦して今更後悔」
でんぐり‐がえし ‥がへし【でんぐり返】
〘名〙 (「でんぐりかえし」とも)
② それまでとまったく変わってしまうこと。逆転すること。
でんぐり‐がえり ‥がへり【でんぐり返】
〘名〙 (「でんぐりかえり」とも) でんぐりかえること。ひっくりかえること。でんぐりがえし。とんぼがえり。
でんぐり‐がえ・す ‥がへす【でんぐり返】
〘他サ五(四)〙 (「でんぐりかえす」とも) でんぐりがえるようにする。さかさまにひっくりかえす。また、逆転させる。
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