とうず(読み)トウズ

精選版 日本国語大辞典 「とうず」の意味・読み・例文・類語

とう‐・ず

〘他サ変〙 (語源歴史がな未詳) 「みる(見)」の尊敬語
浮世草子御前義経記(1700)八「おたづねの女にて候や、とうじませと申けるに」

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デジタル大辞泉 「とうず」の意味・読み・例文・類語

とう・ず〔とうづ〕

[動ダ下二]《「と(取)りい(出)ず」の音変化。ふつう未然形連用形の「とうで」の形が用いられる》取り出す。
「いささかものも―・で侍らず」〈・三一四〉

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