とさ(読み)トサ

デジタル大辞泉 「とさ」の意味・読み・例文・類語

と‐さ

[連語]格助詞「と」+終助詞「さ」》ややぞんざいな気持ちをこめて引用伝聞する意を表す。…だそうだ。…だって。「それで長者になったとさ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「とさ」の意味・読み・例文・類語

と‐さ

(格助詞「と」に間投助詞「さ」の付いたもの) 引用の意を表わすのに用いるぞんざいないい方。多く、伝聞の表現に用いられる。…だそうだ。…だって。
※雑俳・口よせ草(1736)「むかしざっとが海へいったとさ」
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一〇「それでも取り合はないんですとさ」

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「とさ」の解説

とさ

高知焼酎。酒名は、高知の古称「都佐」にちなみ命名。蒸留後3年貯蔵し熟成させる。原料は米、米麹。アルコール度数25%。蔵元の「酔鯨酒造」は明治5年(1872)創業清酒「酔鯨」の醸造元。所在地は高知市長浜。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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