とでもない(読み)トデモナイ

デジタル大辞泉 「とでもない」の意味・読み・例文・類語

とでも‐な・い

[形]《「と」は副詞の「と」、または「」か。近世語》「とんでもない」に同じ。
物覚えのないくせ―・い口たたくな」〈浄・釈迦如来

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「とでもない」の意味・読み・例文・類語

とでも‐な・い

〘形口〙 =とんでもない
※俳諧・毛吹草(1638)二「世話付古語〈略〉とでもなき」
浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)四「ハテ風をつかまへる様なとでもないとひ様かな」

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