と雖も(読み)というとも

大辞林 第三版の解説

というとも【と雖も】

( 連語 )
〔格助詞「と」に、動詞「言ふ」の終止形「いふ」+接続助詞「とも」の付いたもの。漢文の「雖」の字の訓読から生じた語。平安初期の訓点語からみられる〕
逆接の仮定条件を表す。たとえ…とも。とも。 「勅定たり-、いかでか先例をば背くべき/保元

といえども【と雖も】

( 連語 )
〔格助詞「と」に、動詞「言ふ」の已然形「言へ」+接続助詞「ども」の付いたもの。漢文の「雖」の字の訓読から生じた語〕
…とはいうものの。…であっても。 「日曜日-休まずに働く」 「一粒の米-むだにはできぬ」 〔中古初期からみられる。古くは確定条件を表す場合に用いられたが、近世以降、仮定条件を表す場合にも用いられるようになった。現代語では、やや固い感じの言い方として、主として文章語に用いられる〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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