どきつく

精選版 日本国語大辞典 「どきつく」の意味・読み・例文・類語

どき‐つ・く

〘自カ四〙 (「つく」は接尾語。「ときつく」とも) 不安で心が動揺する。胸がどきどきする、むなさわぎする。
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第三三「誰をかも知人にせん此中五百羅漢の山はときつく」
※諷誡京わらんべ(1886)〈坪内逍遙〉三「今か今かと、胸をドキつかせて俟(まつ)折しも」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「どきつく」の意味・読み・例文・類語

どき‐つ・く

[動カ五(四)]不安や期待で胸がどきどきする。「胸を―・かせて出番を待つ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android