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のろい(呪) のろい

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世界大百科事典 第2版の解説

のろい【のろい(呪)】

神秘的手段を用いて特定の個人や社会集団に病気や死などの災厄を生じさせようとする邪悪な行為。呪詛ともいい,黒呪(魔)術や邪術も類似のものである。古今東西を問わず,のろいは世界の各地で行われており,人間の本性のありさまの一端をよく示しているものといえよう。
[日本]
 日本でも古代から現代まで絶えることなく,のろいの伝統はひそかに守り続けられてきた。呪詛の記述はすでに記紀神話にみえ,磐長姫(いわながひめ)が妹の木花開耶姫(このはなのさくやびめ)を恨んでその腹の中の子どもに花のように移ろいやすい命を与えるように,とのろったという話はその一例である。

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世界大百科事典内ののろい(呪)の言及

【丑の時参り】より

…恨む相手をのろい殺すため丑の刻(午前2時ごろ)に社寺に参詣し,神木などに藁人形に五寸釘を打ちつけて祈願することを7日間つづけ,願いがかなうと相手が死ぬという信仰。頭に五徳を逆さにかぶり,その足にろうそくを立て,白装束を着て,人知れずこれを行うものとされた。…

【殺人】より

…かつて存在した首狩りの慣行も,その多くは犠牲者の生命力を個人の中に,あるいは社会の中に取り込もうとする儀礼的殺人だった。 部族社会では呪術的なのろいも現実に殺人効果をもたらす。W.B.キャノンの研究によれば,のろいをかけられたことによる極度の恐怖が交感神経系統の異常を招き,結果的に死に至るという。…

※「のろい(呪)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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