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はた(旗/幢/幡/旌) はた

百科事典マイペディアの解説

はた(旗/幢/幡/旌)【はた】

はたは儀式や軍陣などに標識あるいは飾りとして立てたが,上古朝廷における即位式に用いた烏像幢(うぞうどう),日像幢(にちぞうどう),月像幢(がつぞうどう),朱雀(すざく)・青竜・白虎・玄武旗(続紀文武天皇大宝元年)などの仗旗(じょうき)は現在の旗とは異なった〈はたほこ〉であった。軍用のはたは,たとえば書紀神功皇后摂政前紀に〈旌旗(せいき)錯乱〉とあるが,この旌は竿首に羽毛をたらし,天子が士気を鼓舞するために用いた。同じく景行12年の条に女酋が素幡(しらはた)を掲げて帰順したとある。源平の白旗赤旗は有名だが,戦国時代以降吹流し,吹貫(ふきぬき)もでき,旗指物は著しく発達し馬印,番(つがい)指物,袖(そで)印,腰印に至る多様な形式が生まれた。現在,国を表徴する国旗のほか,軍旗,団体旗,優勝旗や手旗信号旗旒(きりゅう)信号,天気予報などに用いられている。ヨーロッパの旗は,王室旗に代表される大型のスタンダード,エンサイン(エンスン,軍艦旗),騎士が槍(やり)につける長三角形のペノン,旗端が燕尾(えんび)状をなしたりきわめて細長い三角形のペナント(ペンダント),横竿からたらす,すそが2,3本に切れたゴンファロンなどに分けられる。→(のぼり)
→関連項目Z旗

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