はな 寛太(読み)ハナ カンタ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「はな 寛太」の解説

はな 寛太
ハナ カンタ


職業
漫才師

本名
西村 一文(ニシムラ カズフミ)

グループ名
コンビ名=はな寛太・いま寛大(ハナカンタイマカンダイ)

生年月日
昭和20年 8月30日

出生地
兵庫県 加西市

経歴
昭和38年松竹新喜劇の文芸部に入り、舞台台本を執筆。45年同僚のいま寛大と漫才コンビを結成藤山寛美にはな寛太・いま寛大と名付けられる。46年東京・浅草の木馬館で初高座を踏み“ちょっと待ってね”のギャグで人気を集めた。その後、夢路いとし・喜味こいしの勧めで大阪に戻り活躍、平成4年道頓堀の寄席・浪花屋の舞台で開演中に結婚式を挙げ話題を呼んだ。16年芸術祭賞の演芸部門大賞を受賞した。

受賞
NHK漫才コンクール最優秀話術賞(第3回)〔昭和47年〕,上方漫才大賞新人賞(第8回)〔昭和48年〕,大阪舞台芸術賞(奨励賞 平11年度)〔平成12年〕,上方お笑い大賞(特別賞 平15年度),芸術祭賞(演芸部門大賞)〔平成16年〕

没年月日
平成19年 5月15日 (2007年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android