ばさつく

精選版 日本国語大辞典 「ばさつく」の意味・読み・例文・類語

ばさ‐つ・く

〘自カ五(四)〙 (「つく」は接尾語) 風などにあおられて音をたててはためく。ばさばさと音をたてる。また、ばさばさに乱れる。
※俳諧・渋よつ手(1810)「幸に茶の下にばさつく団扇とならざる事を得は足なん」
※隣の女(1893)〈尾崎紅葉一六洗髪と見えて乱加減に婆娑(バサ)ついてゐる鬢の辺から」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「ばさつく」の意味・読み・例文・類語

ばさ‐つ・く

[動カ五(四)]
ばさばさと音をたてる。「強風に旗が―・く」
ばさばさに乱れる。「伸びすぎて髪が―・く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android