世界大百科事典 第2版の解説
ばち【ばち(桴∥撥)】
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
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…江戸時代に発達した楽器で,今日でも各方面で使われている。木製の四角な枠の両面に獣皮をはって胴とし,これを貫通する長い棹(さお)の表面に平行して3本の糸をはり,撥(ばち)または指で演奏する。糸の響きは駒によって胴に伝えられる。…
…琵琶の形態はジャンルごとに多少の違いはあるものの,およそ共通したつくりをみせている。たとえば,硬さが要求される裏側の槽(そう)に紫檀(したん),紫藤(しとう),花櫚(かりん),桑,桜などを用い,軟らかさの必要な表側の腹板には塩地(しおじ)や桐を使い,さらに腹板の一部分に皮を張ったり漆を塗ったりして撥(ばち)面と称する。撥はおおむね黄楊(つげ)でつくり,ジャンルにより寸法がまちまちなのは(表),音楽様式の違いとも関連している。…
※「ばち(桴∥撥)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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