びりっこ(読み)ビリッコ

デジタル大辞泉 「びりっこ」の意味・読み・例文・類語

びりっ‐こ

びり1」に同じ。
名札の―にかかってることも」〈中勘助銀の匙

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「びりっこ」の意味・読み・例文・類語

びりっ‐こ

〘名〙
① (「こ」は接尾語) いちばんあと。よいものから順序をつけた場合の最後。最下等。びり。びりっこけ
※銀の匙(1913‐15)〈中勘助〉前「名札のびりっこにかかってゐることも」
② 女の子ども。娘。
※雑俳・川柳評万句合‐宝暦一一(1761)八月五日「びりっ子が有てつん出すひざかしら」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android