ぶつける

精選版 日本国語大辞典 「ぶつける」の意味・読み・例文・類語

ぶつ・ける

〘他カ下一〙
① 物を投げてあてる。また、激しくうちあてる。ぶっつける。
別天地(1903)〈国木田独歩〉下「『フリゲート時代のやうに艦と艦を衝触(ブツケ)んかな」
感情意見などを遠慮や気がねなしに相手に激しく表わす。ぶっつける。
※後裔の街(1946‐47)〈金達寿〉三「親しみをいきなりぶつけてきたというふうに受けとらなくては」
③ あえて争わせる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「ぶつける」の意味・読み・例文・類語

ぶつ・ける

[動カ下一]《「ぶっつける」の音変化》
物を投げて当てる。「壁にボールを―・ける」
身体や物を他の物に打ち当てる。「机にひざを―・ける」「車を―・ける」
自分の感情などを、相手に包み隠さずに言う。「怒りを―・ける」「本音を―・ける」
あえて取り組ませる。対象に積極的に向かわせる。「有力候補に新人を―・ける」
[類語]当てる打ち付ける打ち当てる突き当てる突っかかる突っかける衝突激突命中的中百発百中体当たり一撃打撃強打痛打連打乱打滅多打ち

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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