ぷっつり

精選版 日本国語大辞典 「ぷっつり」の意味・読み・例文・類語

ぷっつり

〘副〙
① =ふっつり
※落語・裏の裡愛妾の肚(1889)〈五代目翁家さん馬〉「島田あたまを根からプッツリ切り」
※漫談集(1929)飛行機の話〈大辻司郎〉「プッツリと電話は切れた」
② =ふっつり
福翁自伝(1899)〈福沢諭吉緒方塾風三味線の音がプッツリ止んだ」
③ =ぶっつり
滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「ぷっつりともおっしゃりません」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「ぷっつり」の意味・読み・例文・類語

ぷっつり

[副]
ふっつり1」に同じ。「ギターの弦がぷっつり(と)切れる」
ふっつり2」に同じ。「消息ぷっつり(と)途絶える」
ぶっつり3」に同じ。
「つひしか―ともおっしゃりません」〈滑・浮世風呂・二〉
[類語](1ふっつりぷつんぶっつりぷつりちょきんちょきりじょきじょきざくりざっくりばっさりちょんざくざくすっぱりさくさくざくさっくり/(2ぱったり不意いきなり忽焉こつえん忽然突然卒然

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