ほうき(箒)星(読み)ほうきぼし

百科事典マイペディア 「ほうき(箒)星」の意味・わかりやすい解説

ほうき(箒)星【ほうきぼし】

彗星(すいせい)

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のほうき(箒)星の言及

【彗星】より

…太陽系を構成する天体の一つで,希薄なガスに包まれ,ときには長い尾を引いて,ほうきの形に見え〈ほうきぼし〉とも呼ばれる。“すい星のように……”とは,優れた人物がその社会に突然現れるときに使われる表現である。 何らの予告もなく,突然出現し,姿,形を変える大すい星の存在は太古から知られていて,日・月食などとともに人々の恐怖の的となり,迷信の対象となっていた。中国では古くからその字が示すようにすい星は天体であると考えられていたが,西洋ではアリストテレス以来,長い間すい星は虹や稲妻のように,地球大気内の現象だと思われていた。…

※「ほうき(箒)星」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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