まめをにるにまめがらをたく

精選版 日本国語大辞典 の解説

まめ【豆】 を 煮(に)るに萁(まめがら)をたく

(魏の曹植が、兄の曹丕文帝)から、七歩あるくうちに詩を作ることを命ぜられて作ったと伝えられる「煮豆燃豆萁、豆在釜中泣、本是同根生、相煎何太急」という詩から) 豆を煮るのにその豆のからを燃料として用いるの意で、兄弟どうし、仲間どうしが互いに傷つけ合うことのたとえ。
※世俗諺文鎌倉期点(1250頃)「豆(マメ)を煮(ニ)るに豆の萁(カラ)を燃(タ)いて豆の子釜の中に泣なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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