みずほ証券[株](読み)みずほしょうけん

百科事典マイペディア 「みずほ証券[株]」の意味・わかりやすい解説

みずほ証券[株]【みずほしょうけん】

みずほコーポレート銀行の100%子会社として2000年10月に設立。前身日本興業銀行証券子会社の興銀証券。金融制度改革により,1993年から長信銀の子会社方式による証券・信託参入が解禁(都市銀行は翌1994年)。これに伴い,1993年日本興業銀行の全額出資により設立。親会社の力を背景に,引受主幹事では大手に伍(ご)すまでに台頭。総会屋への利益供与事件で四大証券が軒並み営業成績を落としている中,急激な躍進を続け,経営基盤を強化した。2001年10月に第一勧業証券,富士証券と合併みずほ証券となる。2003年みずほフィナンシャルグループの事業再構築により,みずほコーポレート銀行の100%子会社となる。本店東京。2011年3月資本金1251億円,2011年3月期営業収益高2685億円。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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