みつ豆(蜜豆)(読み)みつまめ

世界大百科事典 第2版の解説

みつまめ【みつ豆(蜜豆)】

ゆでたエンドウさいの目に切った寒天紅白ぎゅうひ(求肥)などをあしらい,糖みつをかけたもの。各種の果物を配する〈フルーツみつ豆〉,アズキのこしあんを加えた〈あんみつ〉,アイスクリームを入れた〈クリームみつ豆〉などもつくられ,近年まで汁粉屋や甘味喫茶の人気商品であった。石井研堂の《明治事物起原》によると,〈明治十九年九月版《上戸下戸為御覧》に,上戸向下戸向の食品壱百九十壱種を挙げてあるが,その中に未だみつ豆の名見えず。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報