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ようなり ようなり

大辞林 第三版の解説

ようなり

( 助動 ) ( やうなら ・やうなり(やうに) ・やうなり ・やうなる ・やうなれ ・○ )
〔名詞「やう(様)」に断定の助動詞「なり」が付いたものから〕
比況の助動詞。活用語の連体形に付くほか、体言には助詞「の」をはさんで接続する。
似ているものに比べたとえる意を表す。…のようだ。…のとおりだ。 「年月は過ぎかはり行けど、夢のやうなりしほどを思ひいづれば/更級」 「物も見えず、二の舞の面おもてやうに見えけるが/徒然 42
同類中の一例として提示する意を表す。 「男の目のほそきは女びたり。また、鋺かなまりやうならむもおそろし/枕草子 233」 「いつもわ殿ばらは、重忠がやうなるものにこそ助けられんずれ/平家 9
不確かな断定の意を表す。また、断定を避けて、遠まわしに判断を述べる場合にも用いられる。 「湯とりて手づから掬ひ入れなどするに、ただ弱りに絶え入るやうなりければ/源氏 手習」 「某なにがしの押領使おうりようしなどいふやうなる者のありけるが/徒然 68」 〔中古から中世にかけての語。特に、中古では、漢文訓読文系の文章に用いられた「ごとし」に対して、「やうなり」は和文で多く用いられた〕

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

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