アウセクリス(読み)あうせくりす

世界大百科事典(旧版)内のアウセクリスの言及

【バルト神話】より

…しばしば太陽神サウレの宮の門前で彼女の息女に求婚する。メーネスが暁の明星アウセクリスAuseklis(ラ)の許嫁(いいなずけ)であったサウレの息女を誘拐したため,サウレは怒ってメーネスを剣で割ってしまう。月の満ち欠けはそこから生じたといわれる。…

【プンプルス】より

…ラトビアの詩人。貧農の子として生まれ,ロシアおよびラトビアで長く軍人生活を送ったが,過去700年にわたってドイツ人とロシア人による屈辱的支配の苦難をなめてきた祖国の惨状を愁い,詩人アウセクリスAuseklis(1850‐79)らとともにロマン主義・国民主義の文学運動に参画した。のちにラトビア国内のみならず,ソ連邦内でも有数の英雄叙事詩とたたえられる作品《ラーチュプレーシス,ラトビア民族の英雄》(1888)を発表した。…

※「アウセクリス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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