アカバナジョチュウギク(読み)あかばなじょちゅうぎく

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アカバナジョチュウギク
あかばなじょちゅうぎく / 赤花除虫菊
[学]Chrysanthemum coccineum Willd.

キク科の宿根草。別名ベニバナジョチュウギク、アカバナムシヨケギク。西南アジアの原産。茎は高さ40~70センチメートル、根生葉は羽状複葉または羽状深裂。茎上部の葉は欠刻中裂で10~30センチメートル、6~7月に5~7センチメートルの頭状花を単生する。花色は一般に淡紅色から濃紅色であるが、白色または淡紫色の品種もある。一般には一重咲きであるが八重咲き(管状花の発達した丁字(ちょうじ)咲き)の品種もある。近縁のシロバナジョチュウギクC. cinerariaefolium Visianaと同様、ピレトリンを含むので、頭花から除虫剤をつくる。繁殖は実生(みしょう)で秋または春播(ま)き。株分けもできる。[岡田正順]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例