コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

アカボシビョウキン(赤星病菌) アカボシビョウキンGymnosporangium

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アカボシビョウキン(赤星病菌)
アカボシビョウキン
Gymnosporangium

担子菌類サビキン目エツキサビキン科の1属。夏に,ナシ,リンゴなどの葉について赤星病を起こし,ときに大きな被害を与える。黄赤色の丸い病斑を生じ,その部分の表面には小粒状灰褐色の柄胞子器を生じる。また病斑の部分の葉の裏面には,房状のものが叢生し,銹胞子はのちにこの部につくられる。銹胞子は第2宿主であるビャクシンまたはネズにつき,若い茎や葉の組織内に侵入して越冬する。翌年,罹病部が変形した暗褐色の寄生体が現れ,のちにその部から出た菌糸に,円錐形紫褐色の冬胞子堆を生じ,そこに生じた冬胞子は発芽して,4細胞から成る前菌糸となり,小生子柄を生じ,それに小生子がつく。小生子は楕円形ないし勾玉形で,これがナシ,リンゴに運ばれて,再び寄生病斑が生じる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

今日のキーワード

異常天候早期警戒情報

5日から 8日先を最初の日とする 7日間の平均気温がかなり高い,またはかなり低い確率が 30%以上と見込まれる場合に注意を呼びかけるため気象庁から発表される情報。低温や猛暑が長く続くと,人の活動や農作...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android