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アカルナニア Akarnania

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アカルナニア
Akarnania

古代ギリシア西北部の後進地方。現アイトリア・アカルナニア県。前5世紀に部族連盟を形成したが,前 390年スパルタに征服され,前 375年第2アッチカ海上同盟に加入した。その後マケドニアに従属し,部族連盟を都市連盟に改編した。エピルスと争って領土を分割されたのち,前 230年頃独立を回復し,マケドニアと同盟してローマに敵対した (前 200) 。ローマに屈服後も連盟の存続を許されたが,アウグスツス帝はその一部を新都市ニコポリス・アクチアに編入,残部を属州アカイアに含めた。

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世界大百科事典 第2版の解説

アカルナニア【Akarnania】

中部ギリシアの南西端にあって,アンブラキア湾,イオニア海アケロオス川に囲まれた地方。現在はアイトリア・アカルナニア県を構成し,県都はメソロンギオンMesolóngion。古代において,この地方はポリスの成立のおくれた後進地帯に属し,ギリシアの最盛期にあたる前5世紀に入っても,アカルナニア人はこの地方のほぼ全域を包摂する同盟を組織して,海岸地帯に成立していたコリントス植民市と対抗していた。アカルナニア人の同盟は,前4世紀末,マケドニアの指導の下に都市同盟に変わり,曲折を経ながらローマ共和政末期までつづく。

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