アクサーコフ(Ivan Sergeevich Aksakov)
あくさーこふ
Иван Сергеевич Аксаков/Ivan Sergeevich Aksakov
(1823―1886)
ロシアの文芸批評家、スラブ主義の詩人、社会活動家。文学者セルゲイ・アクサーコフの子、スラブ主義者コンスタンチン・アクサーコフの弟。ペテルブルグ大学卒業後、1840年代から1860年代にかけて、農奴制と体刑を廃止するため健筆を振るった。1877~1878年のロシア・トルコ戦争に際しては、トルコ治下のブルガリアを解放するためのキャンペーンを組織した。雑誌『モスクワ論集』などを編集した。
[外川継男]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例