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アクタ・ディウルナ acta diurna

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世界大百科事典 第2版の解説

アクタ・ディウルナ【acta diurna】

古代ローマ政府広報西方世界における新聞の始原とされる。また手紙で地方にニュースを送る通信業者が,しばしばその通信をそう名付けた。前59年,カエサルが執政官になったとき,元老院の議事・決定(アクタセナトゥスacta senatus),民会,一般重要事件(アクタ・ディウルナ。アクタ・ポプリacta populiなどの別名もある)の公表を実行した。元老院の力をそぐためである。アクタ・セナトゥスはアウグストゥスの時代に廃止されたが,後者は帝政のほぼ全期間を通じて存続する。

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世界大百科事典内のアクタ・ディウルナの言及

【壁新聞】より

…経費をかけずに多人数に訴えることができるので,政治や商業の広報,宣伝の手段として用いられることが多い。ジャーナリズムの語源となったローマ時代の《アクタ・ディウルナacta diurna》が,皇帝の命による重要ニュースを広場に掲示したものであったように,民衆への公示伝達として街頭標示を使うという考えは古くから行われていた。これに新しい意義を与えたのは,大衆行動をささえとする現代の政治思想である。…

【官報】より

…現在,《官報》本紙のほかに,解説を目的にした《官報資料版》がある。 《官報》に類する外国の政府広報媒体で最古のものは,ローマ時代カエサルが創始した《アクタ・ディウルナ》で,政府公示事項などを白い板に書いた掲示板状のものであった。次に古いのは唐代前期に生まれた中国の《邸報》で,首都駐在の地方諸侯連絡事務所を通じ,国王の詔勅,法令,人事などを伝達した媒体である。…

※「アクタ・ディウルナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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