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アズマガヤ(吾妻茅) アズマガヤAsperella longe‐aristata (Hack.) Ohwi

世界大百科事典 第2版の解説

アズマガヤ【アズマガヤ(吾妻茅) Asperella longe‐aristata (Hack.) Ohwi】

山林の中に見るイネ科の多年草で,全体の形はややカモジグサに近い。和名は産地の一つ,福島県吾妻山にちなむ。茎は短い根茎から単生または2~3本まばらに叢生(そうせい)し,高さは60~80cm,数節がある。葉は幅の狭い披針形で,長さは10~20cm,幅は2cmほどで,中央以下でねじれて葉の裏が表に出るいわゆる裏葉となる。葉の表は淡い緑色,裏は濃緑色である。夏に茎の頂に長さ10~15cmの細い穂状花序1本を出し,上部は垂れて毛のある中軸上に断続して小穂をつけ,カモジグサのようになる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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