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アダン・ド・ラ・アル Adam de la Halle

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世界大百科事典 第2版の解説

アダン・ド・ラ・アル【Adam de la Halle】

1235ころ‐88ころ
フランストルベール(吟遊詩人)。1306年以後まで存命とする説もある。当時パリに比肩するほどの文化水準を誇っていた北フランスの商工業都市アラス市民階級の出身。アダン・ル・ボッシュAdam le Bossu(せむしのアダン)とも呼ばれたが,これは別に身体障害を示すものではない。作詩・作曲ばかりでなく,劇作者としても演劇史上大きな足跡を残した。代表作としては,アラスを舞台とし,風刺劇と夢幻劇の両面を備えた《葉陰の劇》シチリア遠征アルトア伯の陣中で作ったと思われる牧歌風音楽劇《ロバンとマリオンの劇》があり,ともに中世喜劇の傑作とされる。

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世界大百科事典内のアダン・ド・ラ・アルの言及

【フランス音楽】より

…後者は13世紀になると北のトルベールによるオイル語の歌にとってかわられる。以上は騎士階級の単旋律の歌であるが,13世紀末には市民も交って作詩作曲するようになり,その代表が音楽劇《ロバンとマリオンの劇》をつくったアダン・ド・ラ・アルAdam de la Halle(1237ころ‐87?)である。また彼らの介添役も務めた旅芸人ジョングルールたちの存在を忘れるわけにはいかない。…

【フランス音楽】より

…後者は13世紀になると北のトルベールによるオイル語の歌にとってかわられる。以上は騎士階級の単旋律の歌であるが,13世紀末には市民も交って作詩作曲するようになり,その代表が音楽劇《ロバンとマリオンの劇》をつくったアダン・ド・ラ・アルAdam de la Halle(1237ころ‐87?)である。また彼らの介添役も務めた旅芸人ジョングルールたちの存在を忘れるわけにはいかない。…

※「アダン・ド・ラ・アル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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