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アドラール・デジフォラス Adrar des Iforas

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世界大百科事典 第2版の解説

アドラール・デジフォラス【Adrar des Iforas】

サハラ砂漠の南部,マリ共和国北東部にある山地で,多くの岩面刻画で知られる。刻画は磨崖でなく,単独の岩石の表面に見られ,その主題は,象,カバ,戦車をひく馬,ラクダ,人物などで,古代サハラ文字,古代ティフィナグ文字も刻まれる。象やカバの刻画は最も古く,一帯がまだ湿潤であった数千年前にさかのぼると推定され,12世紀以後まで制作された。おもな遺跡はアルリArliイブデケネIbdekene,ラトラトRatratイジュンハンIdjounhan,イン・フリットIn FritタロホスTalohos,イン・タデイニIn Tadeïni,エス・スクEs Soukなど。

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世界大百科事典内のアドラール・デジフォラスの言及

【ティフィナグ文字】より

…古代サハラ文字とのちがいは,90度の転回,180度の転回による文字の加重(重複),付属的な記号(鉛直線,点,文字の端の二次的な変形)の付加などである。ティフィナグ文字はいわゆる牛耕式で,上下左右どちらから書き始めてもよいが,アドラール・デジフォラスの岩面刻画には下から上に向かうものが多い。古代ティフィナグ文字は発音することはできるが,まだ解読されていない。…

※「アドラール・デジフォラス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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