アドルフ・E. イェンセン(英語表記)Adolf Ellegard Jensen

20世紀西洋人名事典の解説

アドルフ・E. イェンセン
Adolf Ellegard Jensen


1899.1.1 - 1956.5.20
ドイツの民族学者。
元・フランクフルト大学教授,元・フロベニウス研究所所長。
文化形態学派の指導者。1945年フランクフルト大教授、’46年フロベニウス研究所所長を歴任。アフリカ、東部インドネシアの実地調査を行い、特に東部インドネシアのセラム島のウェマーレ族で採集したハイヌウェレ神話は、神の殺害と、その殺された神の死体から栽培植物が発生するという神話を中心におく初期栽培民文化の世界像についての構想をかきたてるきっかけとなった。又、彼は神話と儀礼との関係、神観念の諸類型等、未開民族の宗教についても功績がある。著書「未開民族における神話と祭儀」(’51年)、「殺された女神」(’66年)等。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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