アナプラスマ症(読み)アナプラスマしょう(英語表記)anaplasmosis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アナプラスマ症」の意味・わかりやすい解説

アナプラスマ症
アナプラスマしょう
anaplasmosis

赤血球に寄生する吸血原虫 Anaplasma marginaleと A. centraleによって起る家畜病気家畜法定伝染病マダニによって媒介され,特に放牧牛に多く発生する。発熱貧血黄疸などを呈し,流産や突然死などの症状をみる。治療にはテトラサイクリンが有効。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android