アバイ(英語表記)Abai; Abae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アバイ」の意味・わかりやすい解説

アバイ
Abai; Abae

フォキスの北東方に位置する古代ギリシアの都市。ラテン名アバエ。アポロン神託で有名。前 480年ペルシア戦争のとき神殿は焼かれたが,神託は存続した。神聖戦争 (前 355~346) のとき,再び焼失したが,ローマ時代にハドリアヌス帝 (在位 117~138) によって一部復興した。城壁アクロポリス遺跡が残っている。

アバイ
Abai

カザフスタン中部,カラガンダ州の都市。州都カラガンダの南南西約 40kmにあり,カラガンダ炭田の採炭中心地の一つほかに木材加工,縫製,建設資材などの工場がある。カラガンダと鉄道ハイウェー連絡。人口約3万 5000。

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