アバクス(算盤)(読み)あばくす

世界大百科事典(旧版)内のアバクス(算盤)の言及

【そろばん(算盤)】より

…天元術で用いる算木を置く板や紙なども同じ〈算盤〉の漢字で表すが,これは〈さんばん〉と読む(中国の算盤については後出)。珠を使って数を表したり計算をする方法は西洋でも古くからあり,アバクスabacusと呼ばれている。古代ギリシアでは石を並べて計算する方法があり,エーゲ海のサラミス島で発見された大理石の盤は,長さ1.49m,幅0.75m,厚さ4.5~7.5cmで,表に6本と11本の平行線が刻まれており,今から2000年以上前のものと推定されている。…

※「アバクス(算盤)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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