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アフベナンマー県 アフベナンマーAhvenanmaa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アフベナンマー〔県〕
アフベナンマー
Ahvenanmaa

スウェーデン語ではオーランド Åland。フィンランド南西部の県。ボスニア湾入口にあるアフベナンマー諸島 (別称オーランド諸島) を主たる行政領域とする。 40km離れた対岸のスウェーデンとはオーランド海によって分けられ,人の住む島約 80,無人島約 6000,ほかに無数の岩礁が集っている。フィンランド諸県のうち最小で独自の自治制をもつ。県都マリーハム。北部は原生代の花崗岩,南部はカンブリア紀の砂石から成り,松柏類,シラカバが自生する。平均気温は2月で-4℃,6月が 16℃で,年間降水量 550mm。パルプ材,ライムギ,バター,チーズ,石材,煉瓦などを産する。石器時代から人類が住みつき,12世紀頃キリスト教化された。 1809年まではスウェーデン領であった。その後ロシアに領有権が移り,1921年以来国際連盟の調停でフィンランド領となった。 1917年フィンランドの独立に際し,島民は長い歴史を有するスウェーデンとの経済的・文化的連携の存在を理由に,島の自決権を主張し,20年にこれが認められた。面積 1527km2。人口2万 4604 (1990) 。

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