アブー・ウバイダ(英語表記)Abū ‘Ubayda

世界大百科事典 第2版の解説

728‐825
アラブの文学家,言語・文献学者。イラン系ユダヤ人の血を引き,バスラに生まれた。のちバグダードに出て,アッバース朝カリフ,ハールーン・アッラシードの面前でアスマイーと各種の文学論争を行った。コーラン,アラビア語,アラブ戦史などにつき105種の書物を著したが,《ジャリールとファラズダク論争詩解説》しか残っていない。シュウービーヤ主義者でアラブをけなし,またハワーリジュ派の思想の持主であった。【池田 修】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

妨害運転罪

2020年に施行された改正道路交通法で新設された罰則。他の車の通行を妨げる目的で、車間距離の不保持、急ブレーキ、幅寄せや蛇行運転、対向車線からの接近や逆走をするなどの10の違反行為を妨害運転と定義して...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android