アマダ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アマダ」の意味・わかりやすい解説

アマダ

金属加工機械の総合メーカー。1946年に個人創業された天田製作所を前身に,1948年合資会社として設立,1953年株式会社に改組。1964年アマダに社名変更。当初の主力製品は縦型・横型帯鋸盤であったが,1965年にアメリカ合衆国,フランスの会社と技術提携を行ない,プレス,プレスブレーキの分野に進出。その後,自社技術の開発を進め,1971年アメリカに,1972年イギリス,ドイツ連邦共和国西ドイツ)に子会社を設立。また,園池製作所(1989アマダソノイケに,2000アマダワシノ合併アマダマシニックスに社名変更),ワシノ機械(1989アマダワシノに社名変更)を系列化した。2000年4月には,アマダ製機械の修理・保守とメカトロニクス製品開発事業を手がけていたアマダメトレックスを合併。2003年アマダマシニックスを吸収合併した。営業部門にも強く商社的機能をあわせもつ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「アマダ」の解説

アマダ

正式社名「株式会社アマダ」。英文社名「AMADA CO., LTD.」。機械工業。昭和23年(1948)「合資会社天田製作所」設立。同28年(1953)株式会社化。同39年(1964)現在の社名に変更。本社は神奈川県伊勢原市石田。金属加工機械販売会社。板金機械で最大手。切削機械・構機・プレス機などを扱う。東京証券取引所第1部上場。証券コード6113。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android