アミール ナデリ(英語表記)Amir Naderi

現代外国人名録2016 「アミール ナデリ」の解説

アミール ナデリ
Amir Naderi

職業・肩書
映画監督,脚本家

国籍
イラン

生年月日
1946年8月15日

出身地
アバダーン

受賞
ナント三大陸映画祭グランプリ〔1985年・1989年〕「駆ける少年」・「水、風、砂」,高崎映画祭特別賞(第26回,2011年度)「CUT

経歴
幼い頃から映画監督を志し、フィルーズ・シルヴァンヌーの事務所で、のちに映画監督となるアッバス・キアロスタミと一緒にスチール・カメラマンとして働く。その後カヌーン(青少年児童知育協会)の映画部門にキアロスタミとともに移り、週1本の映画作りに励む。1970年「さらば友よ」で監督デビュー。「駆ける少年」(’85年)、「水、風、砂」(’89年)など台詞に頼らず子供の世界を描き出す作品は高く評価される。のち渡米し、ニューヨークで活動。2011年西島秀俊主演の映画「CUT」がベネチア国際映画祭オリゾンティ部門で開幕上映され、出席。他の監督作品に「マンハッタン・バイ・ナンバーズ」(1993年)、「マラソン」(2002年)、「サウンド・バリア」(2005年)、脚本作品に「経験」などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android